2026-02-19
舞台『女郎蜘蛛』ゲネプロレポート|品川プリンスホテル クラブeXで開幕
女性重犯罪者“毒婦”たちをコンセプトに、仲万美と中屋敷法仁が初タッグで挑む意欲作。
2026年2月19日より品川プリンスホテル クラブeXで開幕する舞台『女郎蜘蛛』。初日に先駆けて行われたゲネプロ公演をレポートをお届けします。
本作は、仲 万美と劇団「柿喰う客」の中屋敷法仁が初タッグで挑む意欲作です。仲 万美にとっては4年ぶりのプロデュース公演となり、歌とダンスを織り交ぜた「オールフィメール(出演者全員が女性)」で構成されます。
コンセプトは、女性重犯罪者“毒婦”たち。
物語の舞台となるのは「牢獄」。暗く冷たい空間の中に、時代も生い立ちも異なる8人の女たちが閉じ込められています。

彼女たちがなぜここにいるのか記憶が曖昧なまま。
牢破りを企てる流れになりますが、その中で徐々に「ここは普通の牢屋ではない」ことが明らかになっていきます。

登場人物たちは少しずつ記憶を取り戻す中で、重要な事実に気づきます。時代が違うはずの女たちが同じ場所にいるという事実が浮かび上がるのです。

戸惑う女たちに、花井お梅は「ここは地獄の見せ物小屋だ」と説明します。
罪を犯した女たちが「物語の登場人物」として繰り返し舞台に引きずり出され、都合よく書き換えられ、終わらせてもらえないでいると話します。
自分たちの本来の記憶や動機は「削られ」、世間に都合のいい形で上書きされてきたーー。

殺人、強盗、放火、毒殺、裏切り。罪を背負い、かつて娯楽やメディアによって「悪女」として消費され続けてきた彼女たちが、自らの誇りを取り戻そうと抗う姿が描かれます。









