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ノーティーボーイズ produce ケミカルリアクション ACT・ 3「Only Stupid They」顔合わせ&インタビュー
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2024-04-302024-07-08

ノーティーボーイズ produce ケミカルリアクション ACT・ 3「Only Stupid They」顔合わせ&インタビュー

2024年5月29日~シアターサンモールで上演される「Only Stupid They」(オンリーストューピッドゼイ)。今作は劇団ノーティーボーイズで過去に上演している作品で、バラエティー豊かな俳優陣に合わせて脚本がリメイクされ再演されます。
新宿に事務所を持つ金にも女にもだらしない私立探偵・加賀見憲一を中心に、悪徳刑事・花屋・SM女王・元彼・元カノによるシチュエーションコメディー。 笑いあり、涙あり最後まで目が離せない作品です。

今回は顔合わせにお邪魔させていただきました!

そして、加賀見憲一役・阿部快征さん、雨宮唯役・伊藤優衣さん、坂本孝夫役・正木郁さんそして脚本・演出の大和さんにインタビューさせていただきました。

ーー皆さんのそれぞれの今回の役どころをお伺いできますか?

阿部さん(以下阿部)「探偵事務所の探偵なんですけども、浮気調査を主にやっていると思いきや、ただの浮気調査ではなく、自分から体当たりして浮気のネタを持ってきたりと、結構破天荒な一面もあるんですけど、今回浮気調査から大きな事件に発展していきます。それを仲間と共に一緒に解決していくストーリーになっています。役自体はとてもだらしない男なので、だらしなさを頑張って出したいと思います。普段はめっちゃ綺麗好きです。嘘です(笑)」

伊藤さん(以下伊藤)「嘘かい(笑)」

正木さん(以下正木)「嘘ですがはやい(笑)」

阿部「お二人を頼りつつ素を出して頑張りたいです。」

伊藤「私の役は、ビジュアル撮影でもそのように撮ったんですけど、仕事ができる女性というか、結構クールなきちっとした女性を演じさせていただきます。ですが、普段の私はちょっと違うタイプで、私は要領がよくないかな。」

阿部「意外!」

伊藤「一度に2つのこともできなかったりするので、お仕事の出来る女性の姿を見せられるように頑張りたいと思います。」

ーー意外でした!

阿部「マルチタスクのイメージだった。」

伊藤「全然そんなことないですね。」

正木「私が演じるのは快征くんが演じる役と、元々相棒だったりするんですけど、作品全体としてはちょっとコメディー要素もありつつ、孝夫がいることによって、明るくなってきた雰囲気にちょっと針を刺すような瞬間があったりだとか。ビジュアル撮影の時にいろんな表情を撮らせていただいたんですけど、若干心の中に裏表というか、2面性があるような雰囲気も出せたので、そういうところを役作りを含めてお客さんに楽しんでいただけたらなと思っています。」

ーー今回皆さん初共演ですか?

阿部「初です!」

正木「快征くんとは初で、優衣ちゃんとはあります。」

伊藤「郁くんとはあるんですが、阿部さん?何とお呼びすればいいかわからないですが、初めまして(笑)よろしくお願いします。阿部さんは郁くんとも初めましてなんですね!」

阿部「今回16人出演者がいるけど、何人共演した人いますか?」

正木「多分優衣ちゃん一人じゃないかな?」

伊藤「え?本当に?でも私もあともう一人、山中さん。」

阿部「山中さんと僕も共演あります。伊藤さんとは山中さんを通じて仲良くなります。正木さんとはソロでいかないと(笑)」

正木「役的には近いけどね?」

阿部「役も合わせつつ距離が近づければなと思います。」

ーー山中さんはキーマンですね!

阿部「あんまり座組に仲いい人がいないと困るのが、楽屋なんですよ。劇場で誰が隣になるか。」

正木「みんな人見知りの設定?」

阿部「わかんないじゃないですか。楽屋隣がちょっと気まずい人だと大変なので」

ーーちなみに皆さん人見知りですか?

正木「どうですかね?僕の場合は、自分から話しかけに行くよりは一人時間とか、元々性格的に静かなので話しかけるほうじゃないんです。優衣ちゃんとは、過去の作品の中で稽古中に色々話して、ラフに話せるようになってたんで、結構人見知りってわけではない気はしてます。優衣ちゃん普段は?」

伊藤「普段も人見知りって事もないです。自分から話しかける事は全然出来るので。」

阿部「僕は全然喋りには行くんですけど…若い時はガツガツ行ってたんですよ。年上、年下関係なくガツガツ行かずに来るものを拒まず(笑)来るんだったら全然話すけど、こっちからあんまり行かないことが多くなりました。」

正木「何かありました?(笑)話せる範囲でいいんですが。」

阿部「めっちゃ仲良くなるじゃないですか。作品が終わるじゃないですか。一気に連絡が取れなくなることに疲れを感じ始めている(笑)」

正木「愛情が重たいタイプですね!」

伊藤「自分から行けばまた繋がるじゃないですか(笑)」

阿部「全然仲良くなれますよ。ただ逆にグイグイ行くスイッチ入れちゃうと引かれちゃうんですよ。」

正木「(笑)自分と同じ愛情のリターンが欲しいんですね。相手からも会いたかったんだよっていう熱量が。」

阿部「そうなんです。与えた分だけ与えてほしいんです!」

正木「人間関係大変そうだね!」

阿部「稽古始まっていないのにちょっと怖いですね(笑)」

正木「稽古期間を経て快征君が与えてくれる愛情の度合いで、どのぐらい返せるか考えなきゃ(笑)」

阿部「優衣さんに判断してもらいます?阿部さんちょっとみんなから距離を置かれてるなとか、、仲良くなってるなというのを。俺が人見知りなのかそうじゃないのかを、ちょっと判断してもらえたら。」

伊藤「じゃあ私それを楽しみにしてますね。」

ーー皆様普段様々な作品に出演されてると思いますが、コメディー作品に出演された経験がある方はいますか?

阿部「そんなに多くないかな。」

伊藤「でもあるんですね!」

阿部「勝手にコメディを挟むことはあるんですけど。台本でたまにありませんか?ワチャワチャして捌けるとか。そこは日替わりじゃないですか。勝手にアドリブいれたりとか。あとかワードで笑わせるものとか、連続で来てくれるお客さんでも楽しんでもらえたらなと思ってます。」

正木「僕もそんなに多くはないですが、4月にやっていた舞台がコメディでした。ほかにもアイドルものとかでも、結構アドリブとか自由にやっていいと任されることが多くて。そういう遊びの場所があれば、僕もすごい好きなので、どんどんふざけていきたいなとは思ってます。今回の役的に何かそういうところがガツガツ出せそうな感じでもないんで、何かあれば遊びつつ、あとはみんなの遊びを楽しんでいけたらなと思います。」

阿部「意外とここ二人(正木さん、阿部さん)はみんながワチャワチャ笑いを取る時に、ちょこちょこ挟むくらいしかなくて、自分を殺さないといけないので。」

正木「でもそんな中に、何か挟んでいくのも楽しいかもしれない。」

阿部「すっと鋭い感じとか。」

正木「去り際とか。」

伊藤「確かに!でもそれこそ結構センスを問われる。」

正木「そこは優衣先生に判断してもらって。」

伊藤「私?(笑)また判断?」

阿部「ジャッジマンです!」

正木「優衣ちゃんは(コメディー作品出演)あるの?」

伊藤「私はそんなになくて。でも阿部君が言ってたように作品で日替わりとかでワチャワチャするというのはあって。でも事前にちゃんと決まってないとできないタイプです。」

正木「突然フラれるのは苦手?」

伊藤「多分苦手だと。そんなフラれたこともないんですけど。なんかその場で言われた時に役として返さなきゃいけないから。他にもボケとツッコミも考えないといけないから、すごく難しい。だからそれをできる人は尊敬します!」

阿部「急にフラれたら、めっちゃ頭が回転するんですよ。その時、生を感じません?生きてる!ぐるぐるぐるぐる回るじゃないですか。走馬灯ってこんな感じなんのかなって、ゆっくり感じるんだよ。」

正木「多分芝居的に楽しいんだろうね。ふざけられているその瞬間だったり。」

阿部「取捨選択がこちらに委ねられているので、駄目だなと思ったらすぐ捨てます。」

正木「優衣ちゃんは今までの役で言ったら、どういう役が多いの?」

伊藤「明るい元気な役が多いかな。優しいおっとりみたいなのはあんまりなくて。というのも多分顔のタイプがそっち寄りじゃないから違うのかなとか、イメージ的に明るいイメージが多いのかな?強いイメージみたいな。みんなは?」

阿部「性格は全然クールじゃないのに、クールな役が多いです。それがちょっと嫌で(笑)言われるんですよ。喋らなかったらイケメンなのにとか。喋る方が好きなんですよ。」

正木「隠してないけど出した時に周りにギャップを与えちゃうんだ。」

阿部「だから生配信とかで喋り過ぎると、イメージと違うって。」

伊藤「勝手に思われて、勝手に幻滅されて。」

正木「じゃあ今回の役どころは、そこは払拭できそうな役?」

阿部「そうですね。そろそろ自分のダメな部分とか見せていきたい年齢になってきたので、リセットしていけたらなという風に思います。」

正木「20代前半は可愛らしい役が多かった。人生で初めてのコメディー舞台は可愛さを見せるポジションだったんですけど、20後半になっててから、ちょっとクール・物静かな役とか、すかしている役が多くなった。それこそ優衣ちゃんと一緒の舞台も…」

伊藤「すかしてた!(笑)」

正木「役だよ?バチバチにすかしてたんですけど。確かにその時の優衣ちゃんは元気な役だった。」

阿部「どんな役だったのか気になる!」

ーー今回の作品でまた違う一面を見れることを楽しみにしております。

ーー最後に脚本・演出の大和さん、今作の見どころを教えて下さい!

大和さん「今作の見どころ全部なんですけど(笑)この作品は10何年前に上演した舞台で、シチュエーションコメディーです。何かズレだったり、誤解だったり、何かを隠しているんだけど、それが少しずつこぼれてきたりする…….。そういうところも是非見てほしい。今回ゲストの皆さんが本当にフレッシュですごい楽しみですね。コメディーで銘打ってはいますが軽いメッセージ性というのが、「事実と真実、これは似て非なるもの」ということがあって、皆さんどう解釈するのか?観ている方に判断してもらえればいいなと思っています。ただ笑うだけじゃなくて、恋愛模様もあるし見どころ満載です。ぜひぜひ皆さんの力で、より僕の想像を超えるようなものができると嬉しいなと思ってます!宜しくお願いします!」

公演概要

ケミカルリアクションACT.3「Only Stupid They」

【出演者】
加賀見憲一 役  阿部 快征
雨宮唯 役  伊藤 優衣
坂本孝夫 役  正木 郁
秋山千佳 役  今尾 侑夕
佐々岡二郎 役  山中 健太
安藤一 役  桑畑 亨成
早乙女光 役  松田 好太郎
秋山千春 役  井上 新渚
松下奏 役  藤澤 友千菜
工藤清子 役  maica
岡野花 役  斉藤 佳央里
御手洗 役  鈴木 ゆか
渡辺ミキオ 役  保
野々村 役  森脇 和成
深大寺 役  中島 大和
秋山誠 役  矢尾 一樹

【劇場】
シアターサンモール
【日時】
2024年5月29日(水)~6月2月(日)全9公演
【チケット料金】
SS席 10,800円(前列 2列)
特典付き:A4ブロマイド複製サイン、複製メッセージ 2パターン
S席 8,500円
特典付き:L版ブロマイド 2パターン
A席 6,500円

プレイガイド:カンフェティ
http://confetti-web.com/naughtyboys